2005年10月19日

「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」公表

 内閣府が今日、地震の際に地質の違いによる揺れ方の差を表す全国マップを公表しました。内閣府のこちらのページから見ることができます。「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」は日本地図と都道府県ごとの地図にそれぞれ1キロメッシュで揺れの程度を表示しているのですが、層の地盤が軟らかい場所ほど地震の揺れが大きくなるため、どのくらい揺れが大きくなるかを赤〜紺色の7段階で色分けしています。この全国マップ、発表したことがニュースになってからアクセスが殺到して繋がりにくいようですので、リンクをクリックしても表示されない場合は別の機会にまたアクセスしてみて下さい。

 まず日本全体のゆれやすさ地図で見るとこちらの地図のようになります。関東の平野、濃尾平野、大阪府周辺のゆれやすさが際立っています。

 次に東京都全体のゆれやすさ地図を見ると、荒川区は全国的にも都内でもゆれやすい地域に入っていることが良く分かると思います。揺れやすさ7段階のうち上から2,3段階目を示すメッシュが荒川区を覆っています。荒川区において住宅の密集等による避難の難しさ、家屋の燃えやすさ、(参考記事)建物の倒壊危険性に加えて地盤の揺れやすさも危険の一つとなっています。

 防災対策については6月8日の本会議代表質問だけでなく様々な委員会での発言や担当部署との話合いでさまざまな提案をしてきましたが、これまで以上に力を入れていきます。区民の皆様の一人一人の備えも重要です。こちらの「防災関係リンクページ」が参考になりますので、いくつかご一読の上、家族で話し合いをしながら防災対策を立ててみてはいかがでしょうか?

 荒川区の防災ホームページは情報の内容・量・新しさに課題が有り、改善を度々求めていますが、未だ改善が見られませんが、引き続き区民の防災・防犯についての実質的な啓蒙に結びつくページにするように求めていきます。

 さて、話は変わりますが、今日出席した委員会と区民相談等の合間に区役所前の荒川公園展示場で行われている荒川区皐月会の盆栽の展示を拝見してきました。「盆栽」と一言で言っても非常に多様なもので見ていて非常に楽しいものです。力作の一部ですがいくつか写真を掲載させていただきます。21日の金曜日まで10時〜16時(最終日は15時まで)展示していますので、区役所付近にいらした際に寄られてはいかがでしょうか?

荒川区長賞受賞作品
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秋を表現しています。
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樹齢40年の欅(けやき)
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通常は壁に這って生えている「ツタ」も盆栽に
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アケビなど様々な実のなる盆栽も
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大きさも様々
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エゾマツ
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★限られた予算の中でも防災対策により多くの予算を配分すべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年10月09日

荒川区総合震災訓練

 雨の降る中、東尾久運動場を中央会場として計8ケ所の会場で様々な訓練が多くの関連機関の協力のもと、「平成17年度総合震災訓練」(概要)が実施されました。そのうちの一部を写真でご紹介します。

ガス、電気等の復旧作業訓練。
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ライフライン関係の企業(ガス、水道、電話等)、防災関係の団体や官公署、防災製品を販売する企業がブースを出していました。こちらは、リュックサックの一部に忍ばせたビニール防災頭巾。紐を引くと,炭酸ガスが瞬時に出てパンパンに膨れて頭から体まで守るというもの、値段は¥17,000〜¥19,000だそうです。詳しくは荒川区で生み出された産品がネット上から購入できる「あらかわショッピングモール」に掲載されていくそうです。
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隅田川沿いの道路で瓦礫からの救出訓練。
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 消防署、消防団、区民消火隊による一斉放水。
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自動車内に閉じ込められた負傷者の救出。油圧を使った重機で自動車の扉をこじ開けます。
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こじ開けられた扉
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最後に講評を受ける参加団体。とても書ききれませんが、多くの団体や多くの官公署の皆様が泥だらけになりながら訓練を遂行していました。雨の中お疲れ様でした。
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日本救助犬協会も参加。
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 荒川区においては9月20日を初回として、西川区長の発案で区内警察署長・消防署長等と荒川区災害対策本部長である西川区長等が出席し、第1回荒川区防災関係機関連絡会議(仮称)を区役所で開催しました。これから、会議では、震災時に区と警察・消防等が一体となって行動出来る、実践的な初動態勢のマニュアル作成等を検討していくとのことでそれぞれの連携が深まることが期待できます。小坂も6月の本会議質問で防災について、重点的に質問・提案を行いましたが、これからも様々な観点から主張をしていくつもりです。

★荒川区の防災対応力を上げるべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年10月07日

河川の氾濫に具体的な対策を!

(※リンク先アドレス変更を確認した為、平成20年5月にリンク先訂正加筆済)

 昨日は「河川を利用した震災対策」に関連した話を掲載しましたが、今日は、強力な台風や集中豪雨による河川の氾濫対策について書きます。

 荒川区周辺では、国土交通省が中心となって荒川や隅田川のスーパー堤防化(こちらに説明記事が有ります)、雨水の大量排水を現状よりも強力に行える大規模な排水ポンプの開設(旭電化跡地に開設すべく、都に対して西川区長が強力に交渉し話が進んでいます。完成は9年余先になるとの見通し)等をはじめ様々な対策を進めてはいます。

 しかし、こうした対策を完全に終了するにはまだまだ相当の時間が必要となります。そのため、現実的には堤防が決壊した際の対策なども綿密に自治体は考え、区民に対して十分な周知をしなければなりません。

 まず、こちらの「荒川浸水想定区域図」をご覧下さい。その中のさらに「荒川区」を選択すると・・・。堤防が決壊すると荒川区の多くの区域、しかもその大部分が2メートル以上5メートル未満の水の下に沈むと予想されています。これは、概ね200年に1回程度起こる大雨が降ったことにより荒川が氾濫した場合に想定される浸水の状況を、シミュレーションにより求めたものです。

 大地震対策の避難先として、一時避難場所や広域避難場所の広報を荒川区は防災地図の配布や町会等を通じた広報などで行っています。しかし、河川の氾濫時にどのように対応するかの広報は具体的に行われていません。

 「荒川浸水想定区域図」から「荒川区」を見る限りでは、ある程度の距離を避難できる時間が有れば、広域的には日暮里駅の谷中側の高台、尾久からは田端駅周辺、荒川地域周辺は荒川自然公園などに避難することが考えられます。また、そうした場所へ避難する時間が無い場合やそうした地域の面積も限られていることを考えると、200程度有る区施設の3階部分以上への避難の地域割り振りや民間ビルの3階部分以上や屋上等への避難を可能にする事前の協定締結、及びそうした内容の区民への徹底した広報が必要と考えています。こうした対策も強く実施を求めていきたいと考えています。

★荒川区は隅田川、荒川等の堤防決壊に備えた具体的な対策を早急に策定し、区民に広報すべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年10月06日

荒川ロックゲート、完成!

 大震災が発生し、地上の交通が麻痺した際は、河川を利用した避難・救援物資輸送経路の確保が重要となります。その河川利用の避難の際に活躍することになる「荒川ロックゲート」が10月1日に完成、盛大に記念式典が開催されたことが報道されています。

 「荒川ロックゲート」の場所は江東区と江戸川区の区境ですが、隅田川に囲まれた荒川区にとっても重要なことです。この「荒川ロックゲート」の概要はリンク先をご覧いただければ理解していただけると思いますが、「荒川と旧中川は水位の差が3.1メートルも有るため、船の往来が今まで不可能でしたが、「荒川ロックゲート」の完成によって、荒川は旧中川を経由して隅田川と結ばれます。3.1メートルの高低差はこのように埋めます。首都圏に大震災が発生した際に、荒川区において河川経由で避難や物資の輸送ができるルートが一つ増えたということになり、大変喜ばしいことだと思います。将来はこちらに書かれているような賑わいと防災の場所に整備されていきます。

 河川を利用した震災対策に、役所関係の船だけでなく、民間の様々な船舶も協力する体制が構築されつつあります(参考記事)。今回の新施設の完成で、いざという時にその協力が益々有効なものになるのではないでしょうか?

 10月1日の完成式典(当日の様子)だけでなく、こちらのページに有るように体験コースを設定し試乗できるそうです。小坂も時間を見付けて、いつか自転車を飛ばして見学してこようと思っています。

 荒川についての情報は「ARA」のページに沢山書かれていますので、読めば「荒川通」になれます。お時間の有る時に是非、どうぞ。
 
★「荒川ロックゲート」の完成を歓迎する、という方はこちらを押して下さい。
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2005年09月21日

時計詐欺にご注意!

 小坂のホームページ本体に掲載していますように、連日、同一犯と思われるひったくりが続いています。くれぐれもご注意下さい。
 犯罪の種類は多種多様です。マスコミで報じていないようですが、数年前からたそがれ詐欺の一種である時計詐欺がかなり横行しているようです。その手口はこちらに書かれているように、話を聞いた人の欲と同情をうまく誘うものです。冷静に考えればおかしいのですが、とっさのことでついつい騙されてしまうそうです。
 この詐欺は実に多くの場所で発生しているようです。被害を報告する掲示板やブログの一部をご覧いただければその多さが分かるかと思います。(掲示板1掲示板2ブログでの被害報告だまされそうになった人の報告被害者情報を集めているページその2

 荒川区内でも被害が出ているようです。この詐欺が巧妙なところは、手口を考えてみると「時計はあげます=一方的な贈与」「飲み代を下さいという言葉に従い、お金を渡すこと=また別の贈与」となっており、別個の経済行為となると思います。「安物の時計を高く売りつけた」のでは無く、2つの贈与契約を同時に行ったと解釈すれば詐欺に問いにくいため警察も動きにくいでしょう。相手の勢いに流されずに、はっきり断るしかありませんが、このような事例もあるということを頭の片隅に置いておかれると良いと思います。

★時計詐欺には騙されないぞ!、という方はこちらを押して下さい。
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2005年09月18日

消防団合同点検に参加

 荒川区内に存在する消防団尾久消防団(現員172名)、荒川消防団(現員260名)の消防団合同点検が午前中に行われました。小坂は尾久消防団第5分団団員として、見学者の前でAED(参考記事)の使用実演をする形で参加して参りました。その活動の一部を紹介致します。

一番左側が小坂です。
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それぞれの分団で役割分担をしており、こちらは消火活動の実演。
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建物に火が燃え広がって・・・
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炎天下、銀色の防火服はサウナスーツ状態になります。
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消火!
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一斉放水の実演。水の幕を作って火が燃え広がるのを防ぐために行います。
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消防団活動・機材の展示も行っていました。
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尾久の原公園東側のツインシティー前の公園では、「第7回 ツインシティーフェスタ 地球に優しいエコ祭り」が開催されていました。女子プロレスラーの神取しのぶさんも来ていました。
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ツインシティーフェスタにおいても防災コーナーがあり、起震車で地震の疑似体験。
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はしご車体験も有り。お子さんが喜んで乗ってました・・・。
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 「消防団員(詳しくはこちらを)になるのは自営業などの方が多く、会社員がなるのは無理では」とのイメージもあるようですが、実際に区外で会社勤めをされて時間の都合のつく範囲で参加されている方も多くいらっしゃいます。「災害に備えて我が街は我が手で守る手助けをしたい!」とお考えの方は、是非、団員になられてはいかがでしょうか?メール等で小坂までご連絡いただければ、疑問等お答えしますので、お気軽にご連絡下さい。

★いざという時に備えて訓練を重ねている消防団活動を行政は積極的に支援すべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年09月04日

震災への備え=こんな事例も有ります。

 9月1日の防災の日を挟んだ週末。午前中は地元の町会で防災訓練が有り、小坂も消防団員として参加。地域の方の前で消火活動やAED(自動体外式除く細動器)実演・説明をして参りました。AED(使用方法をこちらのページから動画で見ることができます。是非、一度ご覧下さい。参考記事も。)の区施設への広範な設置が今後、不可欠と考えますが、会派を通じて区の執行部に強く求めているところです。
 防災関係の話題で、是非、ご紹介したいのが「全国商店街震災対策連絡協議会」が運営している「震災疎開パッケージ」。これを知ったのは先日、墨田区役所の中を見てまわっているとき(参考記事)に、見付けたパンフレット(こちらの魚沼市の疎開実践体験交流のもの)がきっかけです。仕組みは、こちらのページの「震災疎開パッケージの概要」を読んでいただけると良くわかると思いますが、簡単に説明すると以下の通りです。一人、年間5,000円(小学生以下は年間3,000円)で震災疎開パッケージに加入できます(参加している商店街を通じてやネットを通じて)。加入者が震災で被災した時には、受け入れ先として名乗りをあげた全国各地が一定期間「お客様」として加入者を宿泊施設で無料でお迎えいたします(上限中学生以上は30万円相当、小学生以下は15万円相当)。
 もし、震災の被害がなかったら、1年に1度、安全・安心な全国の名産品の中から希望のものがプレゼントされる仕組みです。先ほど挙げたパンフレットにあるように、震災が起きる前に、疎開実践体験交流も各地で行われ、ここで現地の状況を知り、顔見知りになっておくと、避難した際に安心です。
 こちらのページの「事務局便り」を見ても、各メディアで注目され(小坂はパンフレットを見るまで知りませんでしたが・・・)、8月7日の報告では「7月26日の火曜日、午後6時から首相官邸で開かれた中央防災会議の本会議に呼ばれ、小泉首相以下全閣僚を前にして「震災疎開パッケージ」の説明と現状報告を10分間してきました。興味の無い話は寝たふりするよ、と首相の対応について事前レクチャーを何人かの方に聞かされていたのですが、お陰さまで小泉首相は楽しそうに私の話を聞いてくれました。
「何でも自分達でやっちゃう、素晴らしい活動だ」と誉めていただいたので「だから税金安くして」とお願いしてきました。これに関してのコメントは有りませんでした。」との記載も。

 非常に素晴らしい取り組みだと思います。震災時に避難所で暮らすことになると、抵抗力の弱い乳幼児を持つ親、高齢者、持病を持った方には著しい負担がかかります。その時に、事前の交流で顔見知りになった方がいて平穏な環境で暮らせる場が有り、そこで一定期間暮らせる仕組みがあればどんなに助かるでしょうか。これを民間で行っていることを高く評価し、ご紹介させていただきました。日常的な地域間交流の基盤と被災時のコストを分散する仕組みであるこの事業が、さらに広がるように、行政も積極的に支援をすべきだと考えています。

★「震災疎開パッケージ」のような取組みが広がってほしい、と考える方はこちらを押して下さい。
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2005年09月02日

防災用の井戸、完成!

 昨日は防災の日、各地で訓練等が行われました(荒川区全区を挙げての総合震災訓練は10月9日(日)に尾久の原公園を中心に行われる予定)。その防災の日に、「我がまちは、わが手で守る」という言葉を正に実践し、防災用の井戸を自費で設置された方がおられ、その完成記念の会に参加して参りました。
 震災時に向けた供えで「水」に関連したデータをまず、ご紹介します。7月1日現在、区内には12の防災井戸、4つの民間災害時協力井戸が存在します。防火水槽は488ケ所、小型防火水槽は80ケ所有ります。
 また飲料水の備蓄規模は区内は3ケ所で南千住給水所(33,000立方メートル)、荒川公園(200立方メートル)、日暮里南公園(1,500立方メートル)。
 防災対策は阪神淡路大震災以後、急速に充実をしてきていますが、さらに備えるにこしたことは有りません。

 そのような中、東日暮里でリサイクル業を扱っていらっしゃる椛蜍v保の経営者である大久保信隆氏がご自身の土地に震災に備えて地域で使える防災用井戸を設置されたのです。

 会社の駐車場の舗装を透水性舗装を施し、その地下に水が溜まる水槽(容量10トン)を設置、雨水をためる仕組み。その溜まった水は手押しポンプで出すことができます。
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 水を通す層に使われているのが、リサイクルしにくいガラス瓶(透明と茶色以外のガラス瓶はリサイクル率が低い)を再利用して作った軽石のスーパーソルという機材(写真右側の箱に入ったもの)。
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 井戸を取り囲むガラスブロックや手押しポンプから水が落ちる先に敷き詰めてあるビー玉は廃棄された蛍光灯のガラスを再利用したもので、金沢市の「スタジオ・リライト」(こんな作品も)で製作された作品。
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 防災用の井戸を設置した経緯を話す大久保信隆氏。
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 防災やリサイクルの分野の技術革新は目覚しく、常に情報収集を心がけています。小坂も本会議や委員会等を通じ、防災やリサイクルについて、今後とも具体的な提案を続けていきます。

★行政、地域、個人、それぞれで自分ができる防災対策を進めることが重要、と思う方はこちらを押して下さい。
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2005年08月29日

民間団体との災害協定

 大規模災害時の帰宅困難者対策は、行政区域を越えて対応する必要があるため、首都圏の八都県市が共同で取り組んでいます。その一環としてあさっての31日に、大手コンビニ等フランチャイズチェーンと八都県市が協定の調印式を行います。
 協定では「大規模災害時により交通が途絶した際、徒歩帰宅者に対し、当該事業者は、水道水やトイレを提供する。当該事業者は、地図等による道路情報、ラジオ等で知り得た通行可能な道路、近隣の避難場所に関する情報提供を行う。」というものです。今後、大震災時にコンビニや吉野家がこうした役割を担ってくれるのだ、ということを是非、頭の片隅に置いておかれることをお薦めします。
 震災時に民間団体にその団体の持つ得意技や能力を活用した協力を求める、こうした防災協定は荒川区と各種民間団体の間でも様々な形で結んでいます。荒川区の防災・防犯ホームページの中のこちらのページにその一覧が掲載されています。7月1日時点(区議会の委員会での報告資料)で24の協定が結ばれていますが、更新をしていないため、23の協定しか掲載されていないようです・・・。リストに有るべき24番目の協定は(24)災害時の給水活動等に関する協定(有限会社 K'プランニング)です。
 いざ、という時に備えて、荒川区の防災・防犯ホームページに是非目を通して下さい。荒川区の細かい地域別の災害時危険度はこちらから見ることができます。細かい地域区分で見ると、極めて危険性の高い地域がはっきりと分かります。不安を煽るつもりは有りませんが、事実を知り区民一人一人が危機意識をもちながら防災への備えをしていただければと思います。

 小坂英二ホームページの本文6月8日に小坂の本会議質問の内容を掲載しておりますが、かなりの時間を防災対策に充てていますので、是非、お読み下さい。今後とも重点的に取り組んでいく課題の一つとして具体的な提案を続けていきたいと考えています。

★自治体の防災対策の充実を!また、区民一人一人の備えも危機意識を持って行うべき!と考える方はこちらを押して下さい。
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2005年08月27日

活断層を知りましょう

 地震の原因となる活断層(参考記事)が日本全国に多数存在します。産業総合研究所の「活断層データベース」でその情報を詳細に見ることができます。また文部科学省の活断層調査結果もこちらから読むことができます。具体的なイメージが湧かない方は「活断層写真館」をご覧下さい。その力の大きさがよく分かります。
 欧米のある地域では、活断層の上に住居等を建ててはいけないことになっているところもありますが、日本ではそのような規制はありません。自衛策として「0からのマイホーム」という住宅建設のチェックポイントを詳しく書いたホームページでは、「活断層地図の見方」を紹介し、事前のチェックを薦めていますが、上記のホームページも参考にしてはいかがでしょうか?
 こちらの「活断層の真上に120万人が居住」という記事の中に「 政府は、主な活断層の危険度情報を順次公開しているが、地方自治体は「不安をあおる」として住民への啓発には消極的で、活断層の近くに暮らす事実を知らない人も多い。 」という記述が有りますが、そのような地方自治体は国民を馬鹿にした話で誤った認識だと思います。新たに住居等の取得をする予定が無い方でも、生活をする中で危険性の存在を知っておくことは重要だと思いますので、ご紹介させていただきました。

★活断層についての正しい知識・情報を積極的に得るべき、と考える方はこちらを押して下さい。
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2005年08月04日

弥生廟に感謝の敬礼!

 今朝、「こころとからだの元気プラザ」(飯田橋=自転車で25分間)で区指定の内容の健康診断を済ませ、すぐ隣の建物で、7月22日の記事でも紹介した東京区政会館4階の特別区自治・交流センターへ足を運びました。8月1日に正式オープンした、特別区自治・交流センターはどなたでも自由に使えますので、一度立寄ってみてください。

館内に入ると23区のそれぞれの区報、区議会報が並べてあり、自由に持ち帰ることもできます。
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調べもの等に自由に使えるネット接続パソコンが5,6台。
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閲覧席。館内の資料をじっくりと見ることができます。資料は貸出しもしています。
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23区の資料や地方自治に関する書籍等をじっくり読ませていただきました。因みに広い館内に利用者は4人程度・・・。
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調べものを終え、1階に降りると、昨日の記事に書いた「喫煙マナーアップキャンペーン」の展示が。62の各自治体の取組みが紹介されています。
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荒川区のボード
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石井竜也さんデザインのモニュメント。タバコの吸殻22,500本をボランティアの方や白井貴子さんが貼りつけて作ったとか。
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 さて、荒川区に戻る前に立寄ったところがあります。弥生廟(弥生慰霊堂)。この名称でネット検索しても20件程度しかヒットしません。残念なことに、それだけ知られていない施設です。弥生廟(弥生慰霊堂)のページに書いてある通り、千代田区の北の丸公園にある慰霊施設で警視庁及び東京消防庁の殉職者を祀っています。所属別の内訳は、

警視庁:807柱
東京消防庁:464柱
皇宮警察本部:8柱
関東管区警察局:3柱
東京都警察通信部:2柱
警防団:1228柱
となっています(平成16年10月19日現在)

日本武道館の脇の道を入ったところに有ります。

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公のために命を落とされた方々に感謝と敬意の祈りを捧げました。
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同じ敷地内には関東大震災昭和天皇御野立所記念碑が。
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日本武道館脇の案内板。左側の「昭和天皇野立所碑」と書かれているところの白い四角の部分が弥生廟(弥生慰霊堂)なのに、記載が全く無いのは残念です。担当部署に「案内板への記載」と「弥生廟(弥生慰霊堂)を説明表示板」の設置を最低限求めるべく後日連絡をとります。

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皇居を写真で紹介しているこちらのページ弥生廟(弥生慰霊堂)の入り口の写真が掲載されていますが、「田安門の脇に、弥生廟との石標が立って居ますがどのような由来があるのか判りません」と書かれています。せっかく弥生廟の存在に気付いて写真を撮っても、何の施設かわからないのです。案内板に存在も書かれていなければ、説明板も無い状態は異常だと思います。

 アサヒビールの名誉顧問で、現役時代に経営危機に陥ったアサヒビールを立て直した中條高徳さんの多数の著書の中の1冊に「おじいちゃん戦争のことを教えて」が有ります。孫娘に対して、平易な言葉で大東亜戦争や自分の人生を振り返りながら書いたもので、内容に非常に共感した1冊です。荒川区立図書館にも蔵書がありますので、ご一読をお薦めします。さて、その著作の一部をこちらのページから読むことができるのですが、記事の真中あたりに弥生廟に毎朝お参りしていることや、「公の為に殉じることを尊ばないこと」への批判がなされています。特に中條高徳さん 「この弥生廟のことが、関係者以外にほとんど知られていないのは、近年、公のために身を捧げることが、どれほど国家にとって、社会にとって崇高なことであるのかを、認識できない人が増えている証拠なのだ。」との認識は全く同感で、そうした現状が残念でなりません。学校教育でその崇高さを教えることが必要だと強く思います。

 蝉時雨の中にひっそりとたたずむ弥生廟に、皆様も是非足を運ばれてはいかがでしょうか?

 靖国神社を参拝してから、急いで区民相談のため荒川区へ戻りました。境内には多数の朝顔の鉢が。夏です。
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★公に殉じた方にもっと感謝と敬意を示すべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年07月26日

上級救命講習8時間コース

 尾久消防署で上級救命講習を受けました。消防団員として参加。心肺蘇生法、AEDの使用法、気道等からの異物の除去、止血法、傷病者管理、外傷の手当て、搬送法など基本的な事項において、知識を再確認または新しい知識を得ることができました。
 AEDとは「自動対外式除細動器」の略称で、「突然の心停止」の原因となる重症不整脈に対し、心臓に電気ショックを与え、心臓が本来持っているリズムに回復させるために行うものです。こちらのページに詳細が出ています。AEDは米国では34年前から医療関係者以外でも使い方を把握している人は、緊急時に使うことを認められており、多くの人命を救ってきました。例えばシカゴの3つの空港では空港内のどの場所にいても早足で1分半程度の場所にAEDを設置し、使用方法も空港内の各所でビデオを流したり、パンフレットを配布。その結果、平成11年6月〜平成13年5月までに発生した18人の心室細動の傷病者のうち、目撃者の迅速な心肺蘇生法により11人(61%)が助かったそうです。ラスベガスでは32のカジノが共同して、管内監視用のテレビモニターで倒れた人を見付けたら、すぐ近くの警備員がAEDを持ってかけつけ、除細動を行うようにした結果、心肺機能停止状態の傷病者105名中56名(53%)が救命されました。いずれも、驚異的な数字でAEDの有効性を表しています。
 日本で「非医療従事者」によるAEDの使用が認められたのは平成16年7月。その後、様々な施設に設置されるようになりました。大規模なところでは、羽田空港に60台程度。自治体でも中央区は各中学校に1台設置、台東区が29台を8月1日から区の施設に設置予定。正にこれからといったところです。荒川区では総合スポーツセンターなど限られた施設にしか設置されておらず、設置の大幅な拡大と利用方法の周知をあらゆる機会を通じて求めていきます。
 愛知万博の会場にも各所に設置されており、現在3名がこのAEDによって命を救われています。

 写真はAEDと心肺蘇生訓練用の人形。AEDは現在日本に3機種のみで、写真の機種が今後、消防団にも配備されていく予定のようです。
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 今日の救命講習では「乳児=生後28日〜1歳未満」「小児=1歳〜8歳未満」「成人=8歳以上」のそれぞれの区分で異なる処置を学べて、「乳児」を持つ親としてはとても有意義でした。救急の上での扱いでは8歳以上つまり、おおむね25kg以上は成人として区分します。
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 今日の講習には20名が参加されていましたが、ほとんどが、消防団員以外の方でした。主催団体の(財)東京救急協会のホームページこちらのページから様々なコースに参加申込ができますし、同ページからも応急手当の知識を得られます。今日の講習はテキスト代込みで2600円。受講した上で知識をモノにすれば、心強いですよ。尾久消防署のホームページの「お知らせコーナー」にもAED講習の案内が出ています。社会の役に立ちたい、または、大切な人を守りたいという方は是非、受講を!

★「荒川区の施設にAEDをもっと設置すべき」と考える方はこちらを押して下さい。
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2005年07月24日

消防団員として消防署体験実習に参加

 今朝、尾久消防団の第五分団員(入団して2年弱)として「消防署体験実習」に参加。消防団員とは「別に本業を持ちながら、「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神に基づき、地域の安全と安心を守るために消防団に所属して活動している人」のことで、「消防活動を専門にしている消防署員」とは異なります。その両者は当然、災害の現場において連携して活動してきています。しかし、消防活動を職業にしている消防署員と本業は別の消防団員では、知識や訓練内容、熟練度は当然異なり、災害現場でも消防団員の役割はこの部分までと線引きがなされています。その線引きを無くすことはもちろん不可能ですが、消防団員にもう少し消防署員の仕事を手助けしてもらい、プロの消防署員がさらに機動的に動けるようにしていく方向性を消防庁は打ち出しています。

 そうした流れの中で、消防署員の仕事を消防団員が把握し災害時に適切に手助けをできるようにするために、今日の「消防署体験学習」が行われたわけです。

 まず、今日の実習の概要の説明を受けた後、「出場訓練」を行いました。第五分団から6人が参加しましたので、2人ずつの3グループに分かれて、ポンプ車、化学車、指揮車に迅速に乗りこむ訓練です。模擬で「火災発生」の号令に対応して消防団員は防火衣、防火帽等を着込み、消防署員よりも早く乗りこまなければ、車は発車してしまいます。細かな注意を受けながら何とか時間内に乗りこめました。写真は小坂が乗り込んだ指揮車の内部。

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消防団員には銀色の防火服が支給されていますが、消防署員はこの写真のような防火服で、実際に着させていただきました。防火服は火を防ぐだけあって着ていると夏はサウナスーツ状態です。そこで、専門職である消防署員が着る防火服には、「アイスノン(保冷材)ポケット」が数カ所ついており、そこに大きな保冷材を入れて着こむようになっており、着てみると暑さを感じさせませんでした。
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充填済の酸素ボンベ
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その後、消防車両に積んである資機材の点検・積載位置の確認をしました。まず、ガソリンスタンド火災やてんぷら油火災などで活躍する化学車。水ではなく特殊な薬剤で火を消します。写真にはエンジンカッターやホースなどが見えますが、何がどこに積んであるか説明をしていただきました。
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こちらは化学車の後方に積んである台車のようなもので、ここにはホースが延長できる形で積んであり、車を移動すればホースが次々に長い距離に渡って展開されていくわけです。
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人工呼吸器など、一連の応急処置の機材も積んであります。
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エンジンカッターです。非常に重いカッターですが、強力で鉄の扉も切り破ります。
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 こちらはポンプ車。各種ホースを始め実に様々な機材が積載されています。
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 ポンプ車の上にも3段はしご等多くの機材が。
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 こうした説明を受けている際に「東尾久、救急通報」というアナウンスが流れました。詳細情報は無く、これだけのアナウンスはどういう意味か聞くと「119番通報があると、千代田区大手町にある本部は電話をかけてきた場所を瞬時にコンピューターが特定し、「救急」であるということと「東尾久地区からの通報」であることを当該地区の消防署に取り急ぎ信号で送り、それがアナウンスとなって流れる。このアナウンスが流れている間も、その電話のやり取りは続けており、電話を切って詳細情報をまとめて当該署に伝える前に「これから出動の可能性が高いことを予め伝えるもの」」だそうです。 

 その後、通報を受け付ける業務、消防署のそれぞれの隊がどのような役割分担や意思決定で動いているかの説明を受けて、昼食。消防署では当番制で署員が食事を用意されています。因みに、今日の昼食は大盛りのソーメンと天麩羅(竹輪か茄子のどちらか一品)で、ゆでたソーメンは4kgだそうです。
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 午後は消防署員の方と消防団員で日頃感じている要望を聞いていただいたり、意見交換をしました。小坂からもこの機会にいくつか細かな要望を出させていただきました。「消防団員が一人一人、水利(防火水槽や消火栓)の詳しい位置図を持ち、把握できるようにするためそうした位置図を支給して欲しい」「消防署員が現場で使用している機能的な水筒を消防団員も水分補給のため使えるようにしてほしい」との要望や「現場での消防署、消防団の間での指揮命令系統についての捉え方」を聞いたりといったところです。

 その後、修理に出していた消防団のポンプが直ったかどうかの動作確認をした後、三段梯子を伸ばし、登る訓練等を行い、ポンプを受け取り分団の防災格納庫まで運び、解散。この訓練中にポンプ車、はしご車、指揮車に出場指令が実際に出たら、消防団員も同乗し、災害出場する予定でしたが、幸い訓練中の出場の機会は有りませんでした。

 以上、長々と書いたにも関わらず、読んでくださった皆様、ありがとうございます。こうして書いたのは、本業とは別に消防団員になって自分の住んでいる街を守る訓練ができる、日頃は見聞きすることができない体験もできる、そして消防団の訓練を通じて多くの仲間ができる、といったことを多くの方に知っていただきたいと思ったからです。消防団の責任は今後益々重くなっていきますので、ご興味をお持ちになったら、基本的なことは「消防団ホームページ」に掲載されていますが、そこに載っていない点で「実情はどう?」という疑問が有りましたら、小坂までメールででも気軽にお寄せ下さい。昨日の地震では荒川区では震度4を記録しましたが、大震災はいつやってくるかわかりません。地域に根ざした消防団員はそのとき、大きな力になります。

 全国の多くの消防団では定員を割っていますので新入団員を募集中です。我こそはと思う方は、最寄の消防署、又は小坂までご連絡を!

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posted by 小坂英二 at 23:45| Comment(2) | TrackBack(1) | 防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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